日本華人教授会議幹事会代表挨拶
熊 達雲(山梨学院大学教授) 2020年12月18日

 日本華人教授会議(The Society of Chinese Professors in Japan略称SCPJ)は2003年に創立され、会員は主に日本全国の国公私立大学、研究機関あるいは多国籍企業で教職あるいは研究に従事する現職あるいは退職した華人教授と華人高級研究者です。会員の専攻は理工農医、人文社会科学の各分野をカバーしており、会員数は110人ほどいます。
 日本華人教授会議は世界の平和と人権を守ることを趣旨とし、自由、平等、科学、公正を基本精神とし、日本の法律を厳守して、様々な学術文化活動、社会交流活動を展開し、日本社会や中日両国の数多くの国民から高い評価を受けています。活動には、主に次の5つの側面が含まれています:
 1、在日華僑、華人の教授、学者間の学際交流を促進すること。
 2、在日華僑、華人の名誉と社会的地位を守ること。
 3、海峡両岸の相互理解の促進と最終的な統一の実現に貢献すること。
 4、中日友好を促進し、両国民衆の相互理解と信頼を増進すること。
 5、各地域、各国の有識者と積極的に対話と交流を行うこと。

 その中に、特に日本国内外から関心を浴びる国際的な発展趨勢、時代の変化に伴われる社会的潮流、経済のグローバル化による気候変動、環境問題といったホットな課題の解決策を探求するため、不定期的に行ってきたシンポジウム、フォ-ラム、セミナ-は社会各界から大いに歓迎されています。本会議の会員を始め、国内外から招いた政治家や著名学者が上記の会合で発した議論は参加者や社会に積極的な影響や啓発を与えました。また、日中両国の青少年や社会人が相手国の言葉や文化等を勉学する意欲を高めるために、日中両国の関係機関や民間機構のご援助とご協力の下、本会議は、「中国人大学生日本語スピ-チコンテスト」、「『漢語橋』並びに世界大学生中国語スピ-チコンテスト」を挙行してきました。夥しい大学生はこれらの活動に参加することにより、相手国の文化や社会に対する理解を深め、日中両国の相互理解を促進する架け橋となりました。とりわけ中国人大学生日本語スピ-チコンテストはすでに15回も挙行し、参加者人数は延べ数万人に達し、協力の大学は数百校にも広がっています。

 2020年、新型コロナウイルス感染症が世界を襲撃し、日中両国の社会および国民の生活、生産経営活動に多大な影響をもたらしました。この感染症が最初に中国で発見され、治療や救護資材が乏しいとき、本会議及び会員たちは中国を援助するために日本で奔走しました。その後、感染症が日本にも蔓延し、救済物資が足りなくなった時、本会議及び会員たちは今度、中国での人脈を生かして、多くの義援金を募り、救護資材を集め、日本各地の治療施設や機関に寄付しました。全体的には微力ではあるが、中日両国から好評を受けました。

 とにかく、日本華人教授会議は初代代表、東洋学園大学朱建栄教授、第5~8期代表の杜進教授、廖赤陽教授、李春利教授、宋立水教授のリーダーシップのもとに、会員たちが一丸になって、鋭意に頑張ってきました。今年11月に、第8期幹事会は見事に会期を終えて、第9期幹事会が選ばれ、小生は不本意ながら第9期幹事会代表に委嘱されました。このような重責を全うすることができるか不安を感じながら、微力ではあるが、幹事会会員と手を携え、会員の皆さんの鞭撻の下、本会議の社会へより大きな貢献をし、会員の皆様の親睦関係がより深まるために努力を弛まない所存です。

 最後に、日本社会各界からも引き続きご支援とご協力を承るように祈念して、日本華人教授会議第9期幹事会代表の挨拶とさせていただきます。


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