Aug 28 2008

日本経済新聞社取締役副社長 新井淳一氏 挨拶

Published by 事務所

日本経済新聞社 取締役副社長荒井淳一様 挨拶

杉田がヨーロッパに参っておりますので替わって私がご挨拶させていただきます。日本華人教授会議のちょうど一周年記念のシンポジウムということで、一周年本当におめでとうございます。また、このシンポジウムにお招きいただきまして非常にありがたく思っております。

華人教授会議と私ども日本経済新聞は、教授会議のメンバーの方々それぞれいろいろなかたちで私たちの新聞にご協力いただいているのは以前からのことでしたが、特に最近になって、朱先生のご努力と電通の成田会長のご協力で、日本経済新聞社と電通が交互に華人教授会議のメンバーをお招きしながら、日本の財界人(ここにおられる奥田さんもメンバーのお一人でございます)を招いて日中問題、特に中国の問題について時々会合をやらせていただいております。その会合で私どもは皆様が持っている情報のすばらしさを毎回感じておりまして、会合そのものが一種の知的刺激になっているという感じがいたします。そういう意味でも日本の学者にない情報を皆様がお持ちで、それがまた一つ一つ的を射ているという感じがいたします。よい縁を作っていただいたなと感じている次第です。

日本と中国ということで言いますと、かつては日本と中国は物を作るライバルでございまして、どちらかが勝てばどちらかが負ける、日本経済にとってみれば脅威のライバルであったような感じがいたします。ところが中国経済が大きく発展するにつれて、マーケットとしての中国という見方もできまして、かつてプラスとマイナスでゼロの関係だったものが、ここ一・二年はむしろ中国経済が発展すれば日本経済が発展する、日本経済が発展すれば中国経済も発展するというかたちの、プラスとプラスの関係になりつつあるのではないかと思っております。日本経済にとっても今までアメリカという大きなマーケット一つだったわけですが、アメリカのほかに中国を中心としたもう一つのマーケットができるということは、これから非常に心強いことだと私は思っております。

先ほど司会の方からご紹介がありましたように、10日ほどヨーロッパに行ってまいりまして先ほど帰ったばかりですが、ヨーロッパでも中国のこと日本のことが本当に議論になっております。われわれ日本から見ますと残念なことに、ヨーロッパの関心は圧倒的に中国でございます。そして中国が勝つと日本経済・日本は返ってマイナスではないかというかつての見方でものを見ているような気がいたします。私はいろいろなことで、中国経済がよくなれば日本経済がよくなるウィンウィン関係にあるのではないか、そこをよく見てくださいという話をしてきたわけです。これからいろいろなかたちの連帯ということでやっていける関係だと思っています。

華人教授会議そのものにも私どもの紙面を通じていろいろご協力を願うことがあると思いますが、日本経済新聞には皆様方の持っている情報を的確に日本の人々に知らしめる役割もあるのではないかと思っております。今後いろいろなかたちで協力させていただきたいと思います。

まずは本日一周年、どうもおめでとうございました。

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