杜進新代表就任のご挨拶

日本華人教授会議会員の皆様へ

このたび、日本華人教授会議の新代表に選ばれました杜進です。会員の皆さんから寄せられた多大なご支持に深く感謝し、ひとこと、挨拶させていただきます。

日本社会に生活しているわれわれ華人・華僑の研究者同志の親睦の増進、および学際的交流の促進を願い、十年前、有志によって日本華人教授会議が発足しました。初代代表朱建栄さんをはじめ、歴代の幹事会のメンバーと会員全員の献身的な努力により、わが日本華人教授会議は有効な交流プラットフォームとして、増え続ける仲間同士の交流に限らず、日本各界とも広く交流し、さらに祖国や世界各国の華人コミュニティとの交流をも深めてきました。中日友好関係の強化と相互理解の促進に向けた皆さんの真摯な努力が実り、わが華人教授会議の名は次第に世間に認知されるようになりました。

このように、わが日本華人教授会議が順調な発展を遂げているなか、「組織の活力を維持するために新陳代謝のメカニズムが欠かせない」という朱建栄代表の強い思いがあり、今回の代表交代が実現しました。組織など諸能力の面で「三頭六臂」を持つ朱建栄さんに遠く及ばないわたくしが、あえて代表の重責を引き受けたのは、朱建栄さんと同じ思いを共有し、組織の発展のために自我を捨て、奉仕の精神を持つべきであると強く思ったからです。これからの二年間、皆さんのご指導とご支援の下で、日本華人教授会議の設立当初の精神に則って、組織の運営に当たっていく所存です。そして、後任代表のために良い環境を提供できるよう努力するつもりです。

折しも、中日関係は戦後もっとも厳しい状況にあります。日本社会で生活し、両国の交流事業、とくに青年の教育に携わるわれわれの社会的責任がいっそう重く感じられます。会員それぞれの叡智と能力を結集して、中日関係の改善と世界の平和・繁栄に尽力していきましょう。